抱っこ紐の付け方
こんばんは(^^)
理学療法士の吉澤です。
みなさん、育児中の方は抱っこ紐を使っている方が多いと思います。
抱っこ紐使ってるけど、肩も凝るし腰も痛い…
身体の負担になりにくい付け方をお伝えします♪
じゃーん!
こんな感じです!
どんな感じでしょう?笑
外を歩いていると、抱っこ紐の赤ちゃんがいる部分が下になってしまっているママ.パパが多くみられます。
半笑いな私はおいておいて…笑
最初の写真と比べると赤ちゃんの位置が下に下がってしまい、赤ちゃんとの距離が遠くなっています。赤ちゃんも重く感じるし、抱っこ紐をつけている側も肩こり、腰痛になることもあります。
抱っこ紐の正しい付け方として、
赤ちゃんのおでこにチュー👶出来る高さが良いとされています(^^)
そのためには、
1.腰ベルトの位置
2.肩ベルトの調整
3.肩甲骨部分の調整
の3つがポイントです(^^)
1.腰ベルトの位置
骨盤のベルトは腰よりも少し上に付けることをオススメします。ちょうどお腹辺りです。
腰ベルトが高くなることによって相対的に赤ちゃんのポジションも高い位置になります。
上半身の重心の位置はみぞおちの部分なので、
そこの部分の近くで抱っこする方が重心を取りやすく、
骨格で支えられる。
なので軽く感じます。
腰ベルトが低い位置だと肩ベルトから腰ベルトの位置が遠くなり、それによっても赤ちゃんを重たく感じてしまいます。
そう、物理です。苦手です。笑
リュックと同じで、リュックの肩紐も長いより短い方が軽く感じますよね(^^)
ただ、腰が前に反っている方は、腰ベルトをその部分に当ててしまうと赤ちゃんの重さでより前に反ってしまい、痛みが出る可能性があります。
その場合は腰ベルトはお腹の下の方に付ける方が良い時もあります。
お腹の辺りに付けてみて、腰の痛みが強くなるな、辛くなるな、などあればお腹下の方に下げてみて下さい(^^)
2.肩ベルトの調整
赤ちゃんのおでこにチュー出来るくらいの位置まで、脇の下にあるベルトを締めて下さい。
写真だと矢印→がある場所に、肩までつながっているベルトがありますよね??
この抱っこ紐はエルゴなので、脇の下あたりについてますが他の抱っこ紐でも肩につながっている部分を締めてみて下さい。
そうすると赤ちゃんの位置が高くなり、
胸の位置に密着するので重心がみぞおちに近くなり、軽く感じます。
赤い丸の部分ですよ〜(^^)
3.肩甲骨部分の調整
両方の肩~背中あたりから紐が出てますよね??
これは、肩甲骨の部分まで下げることが出来るんです!
みなさん、首のあたりで止めていませんか??
首、痛いですよね(^^;)
肩甲骨の真ん中の辺りまで下げることによって、丸まりやすい肩になりにくく背中も起き上がります。
肩甲骨の場所は、ちょうどブラジャーのホックより上くらいの場所です。
ポイントは、
1.腰ベルトの位置
→お腹の辺りで上の方に付ける
2.肩ベルトの調整
→赤ちゃんのおでこにチュー出来るくらいの高さまでベルトを締める
3.肩甲骨部分の調整
→ブラジャーのホックのより少し上
私が使っている抱っこ紐はエルゴですが、他の抱っこ紐も同じです。おでこでチュー出来るくらいの高さが理想的です。同じことを何度も言っていますが…笑
その点を意識して調整してみてください(^^)
2/3に鎌倉の玉縄学習センターでママためのボディケア教室が開催されます(^^)
妊娠、出産のママの身体の変化の話や抱っこ紐の調整をします。
今回は私も話します♪
子連れでOKですので、気になる方はぜひぜひお越し下さい(^^)✨